名古屋・鶴舞公園の薔薇昨日(2005.5.21)、名古屋市昭和区にある鶴舞(つるま)公園へ薔薇を見に行って来ました。鶴舞公園は、第10回関西府県連合共進会(明治43年、今でいう万博)開催に伴い、名古屋開府300年記念の噴水塔(設計は工学士の鈴木禎次。施工は木村善一)が会場正面を飾り、聞天閣、奏楽堂、鈴菜橋が建設されました。 大正7年には動物園も開園し、昭和12年に東山動物園が開園するまで市民に親しまれました。 「昭和天皇御成結婚記念」としての公会堂建設や「名古屋新聞(現:中日新聞)20周年記念」として普選記念壇も建設されました。 昭和区の建築物(公会堂ほか) 国宝にも指定された猿面茶席や松月斎、吉田庵及び解体保管中の聞天閣の材料等は第二次世界大戦の空襲により焼失し、戦後は進駐軍の接収を経て徐々に再建されて今の姿になりました。 都心の真ん中にありながら緑多く、手入れされたバラ園のほか菖蒲園、竜ヶ池もあり、市民の憩いの場所として愛されています。 敷地内に名古屋市の中央図書館もあって、資料や図書も充実しています。 一時期ここから自転車で15分ほどの場所に住んでいた頃、よく公園へ薔薇のスケッチに来たものでした。 薔薇は春と秋に咲きますが、春は今月一杯までが見頃だと思います。 交通の便もよくて無料で楽しめますから、お薦めです。 カメラを持って、薔薇を愛でにお出掛けはいかがですか? ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|